認知症 「話す犬を放す」(DVD視聴)
場所:あいの実レクチャーホール
講師:NPOあいの実 甚野まつ子/荒井千代子
参加者の声
- 家族の介護って大変だなと思いました。介護職としていろいろな人の介護に関わりますが、自分の身内や家族が…と考えると仕事と同じようにできるだろうかと考えさせられます。今回のDVDはレビー小体型認知症について医療面というよりは病気と向き合う家族、社会との関係が主でした。いつも自分や身内の身に起きたらという視点で見ていきたいです。
- 映画は2度目の視聴でしたが、新たな面の気づきがありました。手に力が入らないことへの不安(パーキンソン症状)攻撃はないものの、見えないはずのものが見えてしまう不安やストレスも本人は大変だと思うので、否定せずに上手に対応できたらと思いました。あいの実は高齢者の利用は少ないですが虐待防止、身体拘束に関して、障がい者のサービスに訪問する際にもチェックリストを参考に未然に防げるよう観察していきたいと思います。
- 以前レビー小体型認知症のご利用者様がいらっしゃいました。だいぶ症状が進んでおられ、ベッドに寝たきりになっておられました。声掛けには時々応えてくだり、気分が良い時には表情も晴ればれしておられました。奥様からレビー小体型認知症の話をお聞きしたこともあります。映画の内容と重なる部分もありました。当時の奥様の苦労を感じました。
- DVDの中の母親は68歳で、幻視はありましたがコミュニケーションはしっかりとれていて昔の記憶もありました。排泄や食事も一人でできるので、家族は誰か見守ってくれる人ひとりの援助で介護はできると思います。私の父も幻視があり、そこに向かって話していました。歩行困難になってからはオムツになり、食事も嚥下困難になり、胃ろうになりと悪くなる一方でした。歩くことの大切さを父から教えてもらった気がします。