「重症心身障がい児(者)ケアのポイント」
場所:あいの実レクチャーホール
講師:NPOあいの実 甚野まつ子/荒井千代子
参加者の声
- それぞれの症状によっての姿勢のとり方を学ぶことが出来た。移動や座位をとる時の姿勢で身体を伸ばすことができたり、楽に呼吸する事ができたりすることを学べたので意識して仕事をしたいと思う。
- 筋緊張のある利用者様は全介助の方がほとんどなので参考になりました。痙直型は体幹を伸ばすことで安定するのに対しアテトーゼ型は手足を中心に集めることで安定した移乗ができ、タイプ別でケアのポイントが変わることが参考になりました。今回の移乗やポジショニングは姿勢を安定させることで利用者様の負担を減らすことがポイントだと思います。会話でのコミュニケーションが難しい利用者様もいらっしゃるので注意していきたいと思います。
- 車イスからベッド、ベッドから車イスへの移乗のポイントを知ることが出来、私がうまく車イスへ移乗出来ていないのは骨盤がまっすぐになっていないからだと分かりました。ベンチ座位や横抱き座位でも骨盤が後ろに倒れる事で体勢が悪くなり悪い例にもあった通り背中が丸くなったり腰の位置がしっかり奥へ入っていない事で車イスにしっかり座れていないということが理解できました。腰や臀部をしっかり支える事でご利用者様も安心で安全に移乗が出来ると分かりました。良い例と悪い例を比較し、自分が悪い例に近いケアをしていたと気づきました。今後、気を付けながらケアに入りたいです。
- 自分の手で手や顔を触らせると身体の事が分かる、手を中央に集めると体幹がしっかりする等、なるほどと思った。移乗時は骨盤、腰をしっかり支え上半身も背が丸くなっていないか再確認したい。身体の状態も特徴も人それぞれで、対応もそれぞれである必要性を感じた。身体の状態をしっかりと見極める事の大切さを感じた。