発達障害児における作業療法について
場所:あいの実レクチャーホール
講師:佐々木寛子 氏(北部アーチル・あいの実クランベリー)
発達障害児と作業療法という一見関連性がわかりづらいものですが、大きく関わりがあることがわかりました。子どもたちの可能性を引き出す方法を学びました。
参加者の声
- 発達障害児と接する時、ソフトタッチに弱いと学んだので、識別系の感覚に訴えるというという方法を試してみたいと思いました。作業療法士のような専門的な知識はありませんが、発達障害児やそのご家族との関わり方を学ぶことが出来たので今後活用していきたいと思います。苦手、大変な作業をしなければならないとしても、遊びを通して本人が喜びや達成感を味わえるよう工夫したいと思いました。
- 作業療法と理学療法の違いがよく分かりました。支援者が仲立ちとなって、子供が本来持つ興味、関心を引き出し、能動的に遊びに関われるよう意図的に作り上げる必要がある。これに私たちも含まれるのだと思い、より考えてみるよう促されました。
- 子供のリハビリに遊びを取り入れることによって、興味や人との関わりの効果を上手く出すことが出来ると学べた。発達障害のある子供と上手く関係性を作るのに知っておくと、その子供に拒否された時などに原因を考えたり、その子供の気持ちや表情で理解を深めるきっかけにつながると思った。触覚防衛反応については、私たちにもある反応なので理解できてとても良かった。