「重症心身障がい児の身体特性」
場所:南中山市民センター
講師:あおぞら診療所ほっこり仙台 院長 田中総一郎
あいの実のスタッフは訪問介護でも施設でも重症心身障がい児と接する機会が多いため、子どもたちに関する勉強が不可欠です。定期的にあいの実での研修を行ってくださっている田中総一郎先生のお話を視聴しました。
参加者の声
- 障害のある方のケアを行う時に、なぜこのような動きになるのか、脳を知り、治療法、筋肉の動きを知ることで無理な仕方でケアをしないよう、良い方法を予測できるのでとても良かったです。ケアに入る際に、ただ考えずに行うのではなくきちんと理由を知り、家の事を理解しケアしたいと思いました。
- 脳性まひにより障害を持つ方々について理解が深まった。体に出る症状が脳のダメージによるものであることをふまえ、医師の治療方針を理解しそれに沿った仕方でケアを行う事が必要だと痛感した。又、緊張の度合いや周期は日常をよく知る親からの情報も大切にしなければならない。障害と言っても個々に、また時々に状況は変化する。自分の思い込みや単なるマニュアルを重視せず、相手を中心としてどんなケアが望まれているかを常に意識するようにしたい。
- 一言に障害児と言っても症状や特徴が、麻痺の箇所によって違っていて治療やケアの方法も違ってくるので事前に分類や症状をしっかり理解し、その一人一人に合った適切なケアに努めていきたいと思いました。介助の工夫で利用者様の負担を少しでも軽減していきたいです。