災害・緊急時対応
場所:あいの実レクチャーホール
講師:NPOあいの実 甚野まつ子/荒井千代子
参加者の声
- ヘルパーインタビューや理事長からのお話の中で、震災時の体験を聞きマニュアルに添って行動する事でご利用者様も我々ヘルパーも安全に避難ができると知りました。実際に災害に遭った場合、パニックになると思いますが、決められたマニュアルがあれば安心して行動できるのではないかと思います。事例で考えることで、身近にその状況を考える事が出来ました。どのような状況かを考えることは大切だと思いました。伝言ダイヤルを体験したり、常に災害の備えについて考えなければいけないと思いました。それぞれのご利用者様により対応が違うことを改めて考えさせられました。いつ、どんな状況で災害が起きるか分からないからこそいろいろなシュミレーションをしていかなければいけないと感じた。
- 想像を超える災害がきた時にヘルパーは一市民にならなくてはならず、その時の決断し行動する事に自問し何を行なうのか人として難しい選択を行なう事もあるということを大変考えさせられました。東日本大震災時石巻に在住しており津波を経験し多くの友人や親戚を失った私自身も未だ記憶も鮮明で辛かった事を思い出さずにはいられませんでした。しかし、この経験を活かすことを考えられる限り尽くさなければならないのだと思いました。一人でも多くの命を守る為に。
- 利用者様宅の緊急時の備品、お風呂の水、ブレーカーの場所を確認しておくことも必要。緊急時、特に呼吸器装着者は災害時の対応について事前に取り決めておくことが必要。公衆電話、公衆トイレの場所の確認、利用者、利用者家族が伝言ダイヤルの使い方を熟知できる様にしておくことも大切だと思う。勉強会で災害用伝言ダイヤルの使い方を実際に使ってみて、使い方に精通出来るよう備えておきたい。平常時、シュミレーションをしておくことで緊急時の備えとなるが一人では想像も限られるので何人かで一緒に考えておくことの大切さを感じた。
- ヘルパーはサービス提供中や利用者を訪問するための移動中に被災する可能性もあるのでいつ、どこで、どのような災害が起きてもおかしくないということを常に考え、必要な備えを講じておくことが大切です。自宅周辺や訪問先で起こり得る災害も把握し、防災の情報を活用して危険なエリアや利用者宅周辺の状況や避難経路等を平常時から確認するようにする。
- ガソリンは停電時は非常用電源としても使えるので、ガソリンメーターが半分を切ることがないよう常に心がけておく。非常災害時の対応として一番大切なのは、人命の保護を最優先し迅速、的確に対応できるかどうかが課題になってくると思います。パニックにならず落ち着いて行動できれば良いと思います。