4月6・7日、第5回 一般社団法人全国重症児者デイサービスネットワーク全国大会 in 仙台が、「重症児・者の輝く未来!」と題して仙台駅前にある仙台市中小企業活性化センター多目的ホールで開催されました。前回大阪大会に引き続き、大勢の重症児・医ケア児のためのデイサービス事業者が全国から集まりました。先日から団体の名称に「者」がつくようになり「重症児者」となりました。放課後デイサービスに来ている子どもたちが大きくなって生活介護を開設する事業者が増えており、子どもだけでなく医療的ケアのある大人にも目を向けていくためです。
最初の基調講演は前田 浩利 先生<医療法人はるたか会 理事長>
二番目の基調講演 坂川 裕野 氏<NHK青森放送局ディレクター>
シンポジウム「重症児者の輝く未来」
シンポジウムも皆さんいい味を出していてとても盛り上がりました。
コーディネーター:田中 総一郎 氏 <あおぞら診療所ほっこり仙台 院長>
サブ:紺野 昌代 氏 <一般社団法人weighty 代表理事>
岸本 太一 氏 <Team18代表>
高橋 昭彦 氏 <認定NPO法人うりずん 理事長>
野崎 貴詞 氏 <尾張西部圏域地域アドバイザー>
見谷 文子 氏 <NPO法人はぁもにぃ永平寺 理事>
戸水 純江 氏 <NPO法人福祉発信基地友の家 理事長>
1日目の夜には懇親会が開催されました。懇親会も皆さんの熱い思いや宣言を聞くことができ、各地で皆さんが頑張っている様子がよくわかるよい機会でした。あいの実理事長とあいの実スタッフの岩元さんも引っ張り出されて何やら叫んでいた!?
2日目のプログラムも皆真剣そのもの。
厚生労働省担当者による制度説明。厚労省より刀根 暁氏においでいただきました。
最後の基調講演は 又村 あおい 氏 <全国手をつなぐ育成会連合会の政策センター委員、内閣府の障害者差別解消法アドバイザー>
続いて五つに分かれて分科会が開催されました。
制度研究
遊び
看護
ふれあい体操
機能訓練
こうして、怒涛の2日間が終了しました。講演者自身も、いつも考え、試行錯誤しながら子供や家族と向き合っていることがわかりました。
この大会のためにNPOあいの実のスタッフを含め、東日本ブロックのたくさんの事業所の方々が協力して準備しました。準備のために何時間も運転してあいの実の事務所まで何回も来てくださった事業所の方々も大勢いらっしゃいました。皆さんの熱意に本当に励まされました。
完璧とはいきませんでしたが、楽しく皆さんと運営でき、何よりお知り合いになれて本当に良かったと思います。
次回第6回は東京での開催となります。関東ブロックの皆さんにバトンタッチ。来年もよろしくお願いします。