平成26年-2014

平成26年12月17日 定例勉強会リポート

標準予防策と感染経路別予防策・O-157、ノロウィルス対策、処理について。インフルエンザについて。

場所:北中山コミュニティ・センター

講師:C×S / 北中山クリニック院長 斎藤 亮 先生

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斉藤先生によるインフルエンザウィルスの説明

冬になると流行するインフルエンザなどの感染症。今年最後の勉強会は洗剤メーカーのC×Sさんと、斎藤医師をお呼びして勉強会を行いました。インフルエンザがどのようなウィルスなのか、予防注射は効果的なの?などとても勉強になる内容でした。

参加者の声

  • 習慣で、何も考えずに手洗いを行っていたので、汚れが落としにくい場所なども意識しながら、ていねいに手を洗いたいと思う。インフルエンザは、高齢者は重症化しやすいという事なので、何かいつもと違く様子の時はすぐに報告して早めに治療できるようにした。インフルエンザにかかってもあまり発症しないこともあるようなので、他の人にうつさないためにもしっかり予防してかからないようにしたい。
  • 目に見えない細菌やウイルスによる感染を防ぐには、マスクの正しい装着・うがいや正しい手洗いが重要ですが、手洗いが簡単になっていた点気づかされました。改めてきちんとおこなっていきたいと思います。
  • 対策だけでなく、感染のメカニズムを知ることで理解が深まった。咳・くしゃみ・接触のみが伝染の原因ということなので、手洗いとうがいを徹底するようにしたいと思った(なぜそれが重要なのか理解できた)。1個のウイルスでも体内にとりこまれるとインフルエンザに感染するということなので、手洗いもうがいも、「大体でいい」という感覚では防ぐことはできない。手洗いもうがいも、しっかり時間をかけて丁寧に行わなければいけないと思った。
  • 手洗いの徹底・マスクの着用を気を付けていきたい。手洗いのミスが多いは、親指まわり・指先・指の間なので特に気を付けたい。この時期になると、更に感染予防が気になってくるので、「他の人にうつさない」ことを心がけ、自分自身も感染しないよう、最新の注意を払い、日常生活やケアにあたりたいと思います。
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    洗剤メーカーからの説明。手の洗い方の講習等もありました。

    ヘルパーは感染症にかかりやすいことが分かった(10万人に132人)。血液・体液・喀痰・便・尿から感染することが分かった。手洗い前は5000~10000の汚れの数値が手洗い後は100~1500に下がると知った。洗い残しが無いよう丁寧にあらい、手袋を外した後にも汗で微生物が発生するため洗う必要があると知った。手袋をすれば清潔だと思ってしまいがちですが、汗等で汚染されているということでしたので、外した後も手を洗いたいと思います。

  • ウイルスの説明は知らないことが多く、細菌と違い、どのように体の中で増えていくかなどを学べました。人間の細胞がウイルスを増やしていくことなど面白かったです。飛沫感染・接触感染により、のど・鼻・口の粘膜・気道だけにウイルスが入るということも分かったので気をつけたいです。これからのケアでは、ワクチンの作り方・対処薬などを話せると思いました。遺伝が関係していること、元気な人ほどうつりやすいことなども話したいと思います。
  • 手袋を外した後も手洗いが必要だと分かった。汗をかいて微生物が増殖する可能性がある事、ピンホールがある可能性がある事、外す時に血液・体液・排泄物がつく可能性があることが分かった。これから感染症が増える季節に突入するので、学んだことを当てはめて予防していきたい。
  • インフルエンザは、同時に、広範囲で流行するというよりも、学区単位で流行するため、期間によって流行地域も移動していくということは新しい発見でした。高齢者はインフルそのものより、誤嚥・肺炎など、合併症によりなくなる危険が高いと知った。流行地域を知らせる情報(ニュース等)によく注意を払って、予防意識を高めたいと思います。毎年インフルエンザの季節がやってくるわりに、インフルエンザについてあまり知識がなかった事に気づきました。

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