呼吸器について
場所:あいの実事務所
講師:フィリップス・レスピロニクス 呼吸センター 大友利幸 様
日々進歩する技術についていくのもヘルパーの仕事。ご利用者様の大切な命を支える機器の日進月歩にもついていかなければなりません。今回は呼吸器メーカーの方から最新の呼吸器の説明を受けました。
参加者の声
- 新しい呼吸器の見方や注意点が知れて良かったです。現場で既に触ってはいたのですが、詳しい説明を聞くのは初めてでしたので、興味深かったです。
- 最新式の呼吸器の勉強をさせて頂きました。確認をするポイントは、電源と最高気道内圧の2つである事を知る事が出来ました。
- 新しい人工呼吸器(トリロジー100)の取り扱い方について学ばせて頂きました。今までは1時間のバッテリーしか付いていませんでしたが、新しいものは6?8時間は持つバッテリーが内部と外部に付いているとの事でした。(停電になった時はアラームが鳴り、リセットを押して切り替えられる)。画面の見方について、電源が入っているなら緑のランプが付いている事や、利用者様の最高気道内圧を見ておく事等を学びました。専門的な知識を持って対応する必要性がある事がよく分かりました。
- モニターの見方や押さえるべきポイントを把握する事が出来ました。停電時の対応の仕方等、万が一の場面に直面した時の備えをする事が出来ました。
- 必ずAC電源のLEDライトが点灯しているか、利用者様の最高気道内圧を確認する事を学びました。アラームが鳴ったら日本語で原因表示され30秒毎にアラームが鳴るので、原因を確認し、アラームログ赤文字は人体に影響があるので必ず黒文字(問題解決)させる事についても学びました。呼吸器を使用されているお宅に入る時は、改めて細かい表示を確認しようと思いました。
- 本日学んだ呼吸器を実際に利用されている方がいるのですが、ディスプレイの表示が実際に何を意味しているのか分からない所もありました。次回資料を持参して確認し、安全のうちに介護したいと思いました。最新の機器はバッテリーも良くなっており、安心出来ると感じました。回路の水滴処理方法についてもお聞き出来て良かったです。
- 私が担当している利用者様もトリロジーに変更になった事もあり、大変関心を持って傾聴出来ました。停電や異常時のアラームの違いや対応方法を詳しく説明して頂き、大変勉強になりました。
- 気切している方と鼻マスクの方とのセンサーの違いを知りました。今度それぞれの利用者様宅でしっかりチェックしてみようと思いました。回路の水抜きは必要ですが、水滴を残さず取り切る事は出来ない事も学びました。もし回路に全く水滴が無いとすれば、加湿が全くされていない事になるので、かえって危険である事を学びました。
- 呼吸器について学べた事に感謝致します。利用者様のうちお二人の方が人工呼吸器を使っておられますが、よく分からない点が幾つかありましたので理解出来て良かったです。アラームが鳴った時に単に消音するのではなく、問題を解決するよう注意を集中する事を学びました。アンビューバックを使う時は、カニューレに直接付けない方が利用者様の負担が少ないとの事でした。主電源の緑のランプが付いていない場合、バッテリーを消費しているのでバッテリーの容量(6-8時間)を考えて早めに手を打つ必要がある事についても学びました。利用者様の命が関係するものなので、正確な知識を更に蓄えたいと思います。
- 最近トリロジー100を利用されている方が多いので、トリロジー100についての説明はとても助かります。バッテリーが長く使用出来るのが良いのと、軽いのが良いと思いました。
- 大友様の勉強会に出席するのは3回目になりますが、何度伺っても「なるほど」「そうだった」と再認識させられます。今私の入っているお宅で、この機器を使用している利用者様はお一人ですが、いつ入っても緊張しています。“ケアの途中で停電になったら…?”と考えると、恐いものがあります。確かにバッテリーは作動しますが…。その利用者様のお宅は、ご家族がいらっしゃるので安心なのですが「もし自分一人だったら…」と考えて不安に感じていましたが、本日改めて勉強出来て本当に良かったです。講師の大友様の優しい口調も、頭にスッと入りました。
- 呼吸器のお話は何度か聞いた事がありましたが、トリロジー100についてはあまり知らなかったので大変勉強になりました。今はトリロジー100を使用されている利用者様のお宅には入っていませんが、この機種に限らず呼吸器の構造や機能をきちんと理解しておくのは大切だと思いました。人工呼吸器は利用者様の命に直結している機械なので、緊急時にどのくらいバッテリーが持つのか、どのようなアラームが鳴るのか、解決策は何なのか…等、しっかりと頭に入れておきたいと思います。
- 利用者様の命に関わる事なので、緊急時の対応等よく知っておく必要があると思いました。呼吸器も日々新しくなっているので、きちんと知識を持っておきたいです。回路の水抜きやアンビューバッグをする際、少しでも利用者様の負担にならないように気を付けたいです。
- 5kgしかない新しい呼吸器(トリロジー100)について、これまでより進化した呼吸器の使い方を詳しく教えて頂きました。アラームが鳴り、原因が日本語表示で、とても見易くて良いと思いました。きちんと改善されて元の表示に戻っているか確認を怠らないようにしたいと思います。日々新しいものが出て来ているので、こうして定期的に勉強させて頂き感謝です。
- 以前と違うタイプの呼吸器を持って下さり、機械の特徴を見る事が出来ました。トリロジー100について、自発呼吸を行なっている間、○記号が表記されるのは分かり易いと思いました。又、アラーム表記が日本語である事や、赤色アラームは問題発生した相図で、問題を解決すると黒色に変わるとの事でした。
- トリロジーをLTVの類似点と相違点を明確に理解出来、備えが出来ました。ディスプレイの見方やバッテリーの種類等、勉強になりました。
- 今年に入ってトリロジーに変更された利用者様に入らせて頂いていますので、今回の呼吸器の使用の仕方は大変勉強になりました。機械について覚えるのは苦労しますが、覚えるべきポイントを分かり易く教えて頂けたので良かったです。また、停電になった時どのような画面に切り替わるのかといった現実的に起こり得る問題にも備えさせて頂く事が出来、安心しました。
- バッテリーが6?8時間と長くなったのは良いと思います。利用者様にとって便利になって行くのはとても良い事だと感じました。