仙台市における重症児支援
場所:仙台国際センター
講師:あおぞら診療所ほっこり仙台 院長 田中総一郎先生ほか
「東北にもっと重症児デイサービスを!」は、あいの実の勉強会を兼ねた内容となっていました。あいの実スタッフも重症児と接する機会が多いので、皆が情報を共有する良い機会となりました。
参加者の声
- 初めてのシンポジウムでした。会場にはたくさんの方が来られていて驚きました。医療関係者、あいの実の利用者様、そのご家族様、皆様話を熱心にきいておられ関心の高さがみられました。来場者の中には重症児の方も多くおられましたが、そのご家族は荷物も多く移動も大変だったと思われます。その中でシンポジウムに参加してくださったことに感謝し、その思いに報いる為にもますますご家族様、利用者様に寄り添ったケアを心がけたいと思いました。
- 患者本人、家族、保健、医療、福祉、その他関係するすべての分野で連携することの大切さ、いかに家族の負担を軽減できるか、また患者本人の意思を引き出し心に寄り添っていくサービスの重要さを理解できました。
- 社会が重症児を負の存在、お荷物と考えるなら、命を救う医療とも多様化する社会とも矛盾してしまいます。むしろ、生まれ、命を長らえてきた貴重な命に敬意を払い、学び合い共に生きることを目指さなければなりません。24時間つきっきりで世話してきた家族の気持ちを忘れずに、心をこめて愛情を注ぐことが、今日シンポジウムに出たすべての人に共通する姿勢でした。是非見倣いたいです。
- より一層「あいの実」が大きくなることを願っています。助かる命が増え、それをサポートする体制が整い、それぞれの命を輝かせる場が広がり、1人1人が生きていて良かったと思えるようになることを願って、自分もできることを行えるように努力したいと思いました。