【公開勉強会】
介護職によるマイナンバー
場所:日立システムズホール仙台 エッグホール
講師:税理士法人中部メトロ 税理士 足立勝彦 氏
今回も公開勉強会です。みなさんもご存知だと思いますが、来年からマイナンバー制度が始まります。なんだかよくわからない、という方が多いと思いますが、福祉に関わるヘルパー、事業者にとってはとても大きな変化です。個人情報の保護などの観点も含め、当法人の顧問税理士である足立先生に講義していただきました。足立先生はNPOにめっぽう強い税理士で、あいの実もたいへん助かっています。
参加者の声
- 福祉関係の申請の際に、住民票が不要になることを知りました。利用者様のご家族の費用や手間などの負担が減るのはいいなと思います。ヘルパーも、吸引や経管の認定証を申請する際住民票がいらなくなるなら、楽になると思いました。マイナンバーについてこれからも学び、正しく便利に使いたいです。
- まだまだ疑問や不安は多々ありますが、これからはこの制度が確立していくので従っていかなければならない訳です。その中で制度面での保護措置が取られていることは安心でした。マイナンバー制度があることで世の中が便利になることは大賛成ですが、軽視せず取り扱いには十分気を付けたいと思いました。利用者様の中には「面倒だから手続きはしない」とおっしゃる方もいましたが、少しアドバイスできたらと思います。
- 入会やポイントカードを作る時には個人番号カードを使わない方が良い。特に裏面を見せない方がいいことが分かった。7年(または9年)が経過したらマイナンバーをマジックで消すか廃棄する必要があるので、そうする。マイナンバーを慎重に扱うことの大切さを感じた。
- 利用してみないとわからないが、個人情報なので、日常的な身分証明には使わない方が良さそうだと思った。
- マイナンバー取得、提供には細心の注意を払いたいと思います。マイナンバー制度を語った詐欺に注意する。
- ニュースではマイナンバーを悪用したマイナス面をよく耳にしますが、制度やシステム面できちんと保護されているので、むやみに他人に番号を教えないということがわかっていれば、詐欺的なものにはひっかからないかなと思いました。介護施設では利用者様の番号を管理することもあるとのことで、個人情報の取り扱いについて、今まで以上に慎重に行わなければならないと思いました。
- これから自分にマイナンバーがどのように関係していくのか少し分かりましたが、具体的にはこれからなので、注意していきたいです。従業員として①通知カードを受け取る②マイナンバーを必ず会社に申告する③取り扱いに細心の注意、をしたいです。
- 社会保障、税、災害対策にマイナンバーが利用され、手続きが簡単になったり、正確迅速になったり、不正受給の防止などの利点がある。通知カードと個人番号カードがある。個人の確定申告は、来年の所得の申告の時から適用される、ということが分かった。取り扱う方法等をよく理解して、トラブルに巻き込まれないように管理したい。
- こうした取り組みの働きによって私たち従業員は守られ、安心して働けることに感謝しつつ仕事に励みたいと思いました。利用者様の質問に少しでも話ができるよう役立てていきたいので、もう少し勉強したいと思います。
- 介護する人がいるご家族は毎年毎年役所への申請手続きがなにかしらあって面倒だという方もいらっしゃるので、この制度により少し軽減されるんだと伝えることができると思いました。