みんなで学ぼう!おむつのこと〜基本の当て方からお困り事まで~
場所:仙台市青葉体育館 柔道場
講師:みやぎ県南中核病院 皮膚・排泄ケア認定看護師 佐藤 静恵 氏
介護を行う上でとても大切な技術であるオムツの基本を公開勉強会で学びました。基本に立ち返って、使用している人が本当に望んでいるのはどういうことかを考えることができました。また最新の商品もたくさん開発されていて、わたしたち自身もそれについていく必要性に気付かされました。
参加者の声
- 今は、オムツやパットの種類が多いので、どういうものが良いのか、その方の排泄の特性や生活のこと、問題点をきちんと考慮して合ったものを選ぶ必要があると分かりました。尿の出方は人それぞれで排便についても、毎日出なくても本人にとってスッキリ出ればそれが正常である。という考え方が勉強になりました。オムツの当て方のポイントなど基本を大切にし、そこから困っていることを考えて行けるようになりたいと思いました。
- 問題を分析する事の大切さに気付かされた。より良い方法を提案したとしても他者の考え方を変えるのは難しいので一度拒否されても「気が変わったらいつでもどうぞ」と自分の心の扉をオープンにしておく。いますぐの解決にこだわらず時間をおいてみる。
色々工夫する前に基本に忠実に!が大切。 - 実際にオムツやパットを使用した時に尿がどのように流れるか見せていただくこと出来たので、オムツやパットの構造がよく分かった。
ギャザー部分は水をはじくのでオムツの当て方に注意し、しっかり真ん中にあたるようにしたいと思う。オムツが自分のおしりにフィットしていることが大切なのでサイズ選びも重要だと思った。 - オムツの種類に関してはどんどん性能のいいものが開発され、見たことの無いような物で使ってみたいものがたくさんありました。説明を聞きながら利用者様の顔が浮かんできてぜひ教えてあげたいという気持ちが強くなりました。実技においてはサイドテープのちょっとした角度、フィット感に注意するだけで着け心地が全く変わる事が実感できました。
- 実際に商品に触れたり、実技を通して学ぶことが出来大変勉強になりました。利用者様に合ったオムツを選択し正しく装着する必要がある事を学びました。排泄物が漏れたり不快を感じたりすると利用者様や援助者の方の負担が増え苦痛となるため正しい知識が必要です。