『中途障がい者への理解を深める~脊髄損傷・事故から退院まで~』
場所:あいの実レクチャーホール
講師:あいの実 甚野まつ子/荒井千代子
参加者の声
- 事故直後の、言葉を発することができずコミュニケーションボードを使い、自身の事を伝える事の難しさなどの話がサービスに伺うご利用者様の声でもあるように思われ、ケアに当たる時にご利用者様の気持ちをより考えたいと思います。障害を持つ方の日常を知ることで、表面的ではなく内面に向けたサービスに繋がるように思われ、また同様の動画資料を参考にしたいです。
- 利用者様の「動かしたい」「動きたい」という気持ちを気づいてあげたいと思います。
- 脊髄損傷で障害者になった利用者様も、実際にケアに入ることがあります。突然身体の自由を奪われることは想像をはるかに超える苦悩があると思いますが、想像は出来ても本当の苦しさや悲しみはわからないと思います。それでも、寄り添い、愛のあるケアを利用者様にしていきたいと思いました。
- 中途障害になったご本人の身体と感情の動き、自分との闘い、弱さと強さ、浮き沈み、そのような思いを何度も重ねて受け入れていくのかと思い、そのような方への言葉のかけ方や寄り添い方を考えさせられました。
- たった三センチの段差に苦労したり、外出一つとっても困難が多い中での生活は大変だと思いました。障害を持たれる方の視点で見たり考えたりできるよう、想像力と洞察力を働かせ、身体面だけでなく精神的な支えにもなれるようにしたいと思いました。